第10回「ふね遺産」認定式へ出席・認定報告見学会を実施

ふね遺産 認定盾

このたび、千石船「気仙丸」は、公益社団法人 日本船舶海洋工学会が実施する第10回「ふね遺産」に認定されました。

「ふね遺産」は、歴史的価値のある船舶や海洋に関わる遺産を広く社会に周知し、文化的遺産として次世代へ伝えていくことを目的とした認定制度です。

気仙丸は、東日本大震災を乗り越え、弁才船建造技術を後世に伝える木造帆船として評価され、今回の認定を受けることとなりました。

第10回「ふね遺産」認定式に出席しました

令和8年7月14日(火)、東京都港区のビジョンセンター浜松町において、第10回「ふね遺産」認定式が開催されました。

当日は、千石船「気仙丸」利活用推進協議会の事務局として、小原部長、吉田主任の2名が出席し、認定証を受領しました。

認定式では、今回認定された「ふね遺産」について紹介が行われたほか、記念講演として、記念艦「三笠」の調査・研究と保存に関する講演も行われました。

気仙丸が「ふね遺産」として認定されたことは、これまで気仙丸を守り、支えてくださった多くの皆さまのご理解とご協力の賜物であり、関係者一同、大変ありがたく受け止めています。

認定証を授与。後日会議所会館への掲示を予定しています

認定報告見学会を開催しました

認定式を受け、令和8年7月18日(土)、気仙丸陸揚げ展示場において「千石船『気仙丸』ふね遺産認定報告見学会」を開催しました。

この見学会は、気仙丸が「ふね遺産」に認定されたことを市民の皆さまへ広く報告し、その喜びを共有するとともに、6月に実施した大規模修繕の進捗を紹介することを目的に開催したものです。

当日は、はじめに「第10回『ふね遺産』認定について」および「気仙丸保全プロジェクトの進捗について」事務局より報告を行いました。

保全プロジェクトでは、昨年度実施したクラウドファンディングを通じて多くの皆さまからご支援をいただき、船体の保存に向けた取り組みを進めています。今回の報告会では、防水シート施工や椿油塗布など、6月に実施した修繕作業の内容についても紹介しました。

船体の前で認定報告会を実施しました

お祝いの餅まき・船体見学を行いました

報告会の後には、ふね遺産認定を祝う餅まきを行い、来場された皆さまとともに認定の喜びを分かち合いました。

あわせて、佐藤公精氏によるガイド付き見学会も実施し、気仙丸の建造背景や弁才船の特徴、気仙大工の技術などについて、参加者の皆さまに分かりやすく解説していただきました。

佐藤公精氏が気仙丸と気仙地域ついてガイド

気仙丸を次の世代へ

気仙丸は、平成4年の三陸・海の博覧会に向けて建造された大型木造帆船であり、気仙地域の造船技術や地域の歴史を伝える大切な地域資源です。

今回の「ふね遺産」認定は、気仙丸の価値を改めて多くの方に知っていただく大きな機会となりました。

千石船「気仙丸」利活用推進協議会では、今後も気仙丸の保全・活用に取り組み、地域の宝として次の世代へ引き継いでいけるよう努めてまいります。

これまで気仙丸を応援し、支えてくださった皆さま、クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま、そして当日ご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後とも、千石船「気仙丸」へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。